1. あなたがたの間に起こった、ひどい出来事について、みんながうわさをしています。 それは、「異教徒」でもしでかさないほどの不始末で、父の妻(おそらく、まま母のこと)と不義の関係にある人が、教会にいるそうではありませんか。
2. それでもなお、自分たちは「霊的」だと白を切るつもりですか。 どうしてそのことで嘆き悲しみ、恥じないのですか。 なぜその人を教会から除名しないのですか。
3-4. いっしょにはいませんが、私もこの問題をよく考えてみました。 そして、実際その場に居合わせたように、主イエス・キリストの御名によって、すでに対策を決めました。 さっそく教会で集会を開きなさい。――その時、主イエスの力があなたがたと共にあり、私も霊において出席します。――
5. そして、その人を罰するために、教会から追放して、サタンの手に引き渡しなさい。 そうするのは、主イエス・キリストが帰って来られる時に、その人のたましいが救われるようにと願うからです。
6. 潔白さを誇るあなたがたが、こんな事件に目をつぶっているかと思うと、ぞっとします。 たとい一人でも、罪を犯すままに放任しておけば、やがてその影響が全員に及ぶことが、わからないのですか。
7. 恐ろしい癌であるその人を、あなたがたの間から除きなさい。 そうすれば、きよさを保てます。 神の小羊であるキリスト様は、私たちのためにすでに殺されたのです。
12-13. 教会外の人たちをさばくことは、私たちの務めではありません。 神様お一人のなさることです。 しかし、教会員でありながら、このような罪を犯す者がいたら、きびしい処置をとることは、当然です。 その悪い人を処罰し、教会から除名しなければなりません。