1. あなたがたの間に起こった、ひどい出来事について、みんながうわさをしています。 それは、「異教徒」でもしでかさないほどの不始末で、父の妻(おそらく、まま母のこと)と不義の関係にある人が、教会にいるそうではありませんか。
2. それでもなお、自分たちは「霊的」だと白を切るつもりですか。 どうしてそのことで嘆き悲しみ、恥じないのですか。 なぜその人を教会から除名しないのですか。
5. そして、その人を罰するために、教会から追放して、サタンの手に引き渡しなさい。 そうするのは、主イエス・キリストが帰って来られる時に、その人のたましいが救われるようにと願うからです。
6. 潔白さを誇るあなたがたが、こんな事件に目をつぶっているかと思うと、ぞっとします。 たとい一人でも、罪を犯すままに放任しておけば、やがてその影響が全員に及ぶことが、わからないのですか。
7. 恐ろしい癌であるその人を、あなたがたの間から除きなさい。 そうすれば、きよさを保てます。 神の小羊であるキリスト様は、私たちのためにすでに殺されたのです。
8. ですから、悪意や不正でいっぱいの、癌に冒された古い生活から、全く離れなさい。 しっかりキリスト様につながり、クリスチャン生活において、力強く成長しようではありませんか。 悪意や不正のまじったパンではなく、栄誉と誠実と真実の純粋なパンを、食べようではありませんか。
9. 私は以前、あなたがたに手紙で、悪い人たちと交際しないように書き送りました。
10. しかし、それは、性的な罪を犯している者、欲張りの詐欺師、どろぼう、偶像を拝む者、というような不信仰者とは口もきくな、という意味ではありません。 そのような人たちから離れていようとすれば、この世では、とうてい生きていけないからです。