1. 愛する皆さん。 昔、私たちの先祖が荒野でどんな経験をしたか、決して忘れてはなりません。 神様は、雲を案内役として立て、彼らを導きました。 また、全員が安全に紅海を通り抜けるように導きました。
2. これは、彼らの「バプテスマ」であった、とみなしてよいでしょう。 彼らは、モーセに従う者として――すなわち、指導者であるモーセにすべてを任せて――海と雲によって、バプテスマを受けたのです。
5. それにもかかわらず、大部分の者が神様に従わなかったので、神様は、荒野で滅ぼしてしまいました。
6. この事実から、大切な教訓を学べます。 悪事を追い求めてはならないこと、
7. また、偶像を拝んではならないことです。 〔旧約聖書には、金の子牛を拝むために「人々は座っては飲み食いし、立っては踊った」と書いてあります。〕
8. ほかにも、教訓があります。 彼らのうちのある人たちが外国人の女と不道徳な罪を犯した時は、一日のうちに二万三千人もが死にました。
9. また、彼らのように、主がどれだけ忍耐してくださるかを、試すようなまねをしてはなりません。 主を試そうとした人たちは、蛇にかまれて死にました。
10. また、彼らのように、神様に向かって文句を言ったり、「神様のなさり方は不当だ」などと、不平を並べてはなりません。 それゆえに、神様は御使いを遣わして、彼らを滅ぼされたのです。