4. 神様があなたがたにお与えになったすばらしい贈り物を思う時、感謝せずにはいられません。 今やあなたがたは、キリスト様のものとなったのです。
5. キリスト様は、あなたがたの全生活を充実させてくださり、キリスト様について大胆に語る力や、真理を十分に理解する力を与えてくださいました。
6. 以前、私が、キリスト様はきっとそうしてくださる、と話しておいたとおりでしょう。
7. 今やあなたがたは、あらゆる恵みと祝福とを手にしたのです。 主イエス・キリストのおいでを待ち望んでいるこの時、主のお心にかなったことをするのに必要な、あらゆる霊の賜物と力とが、あなたがたには備わっています。
8. そして、主が再び来られるその日に、あなたがたが罪も欠点もない者と認められるように、主は最後まで責任をもって守ってくださいます。
9. この神様の約束は確かです。 神様はいつでも、口にしたことばをそのとおり実行なさるからです。 この神様があなたがたを、神の子、すなわち主イエス・キリストとのすばらしい交わりに、招き入れてくださったのです。
10. しかし、愛する皆さん、私は主イエス・キリストの御名によってお願いします。 仲間同士の言い争いはやめなさい。 教会の中で仲間割れなどしないよう、真の一致を保ってください。 同じ考え、同じ目的で結ばれて、一つ心になってほしいのです。
11. 実は、クロエの家の者が知らせてくれたのですが、愛する皆さん、あなたがたの間には、口論や反目があるそうではありませんか。
12. ある人は「私はパウロの弟子だ」と言い、また、ある人は「私はアポロの弟子だ」とか「私はペテロの弟子だ」と言い、また、ある人は「自分たちだけがキリスト様の真の弟子だ」と言っているそうですね。
13. そのように言い争って、キリスト様を小間切れにするつもりですか。しかし、このパウロが、あなたがたの罪のために死にましたか。 あなたがたのだれが、私の名によってバプテスマ(洗礼)を受けたでしょうか。
14. いま私は、あなたがたのところで、クリスポとガイオのほかには、だれにもバプテスマを授けなかったことを、心から感謝しています。
15. 私が新しく、「パウロの教会」とやらを起こそうとしていたなどと考えられては、たまらないからです。
16. そうそう、ステパナの家族にもバプテスマを授けましたね。 しかし、そのほかは、だれにも授けた覚えはありません。