14. そして、その病気は、人に不快感を与えるものであったにもかかわらず、あなたがたは、私を拒んだり、追い返したりしませんでした。 それどころか、まるで神様からの御使いか、キリスト・イエスであるかのように、迎え入れ、気づかってくれました。
15. あの時、お互いに味わった幸福感は、どこに行ってしまったのでしょう。 あなたがたは、私を助けるためなら、自分の目をえぐり出してもかまわないとさえ、思ったではありませんか。
16. それが今、真理を告げたために、私はあなたがたを敵に回したのでしょうか。
17. 一生懸命あなたがたに取り入っている偽教師たちは、ほんとうに、あなたがたのためを思っているのではありません。 ただ、もっと自分たちの取り巻きをふやすために、私たちから人々を引き離そうとしているだけです。
18. 人が正しい動機と真実な心から親切にするなら、何も文句はありません。 私がその場に居合わせる時だけでなく、いない時にも、そんな態度を示してくれるなら、なおさら、すばらしいことです。
19. ああ、私の子供たちよ。 私はどんなに心配していることか。 あなたがたがキリスト様に完全に支配される時をひたすら待ちながら、生まれて来る子供を待つ母親の苦しみを、もう一度味わっているのです。
20. 今あなたがたのそばにいられたら、そしてこんな言い方をしなくてすんだらと、どんなに願うことでしょう。 これほど離れていては、正直言って、なすすべがないといった感じです。