1. ああ、私の目が涙の泉であったら、殺された同胞のために、昼となく夜となく、永久にすすり泣くものを!
2. ああ、どこか遠くへ行って何もかも忘れ、砂漠の掘っ立て小屋に住めたら、どんなに気が楽か! 彼らはみな姦淫の罪を犯し、裏切り者になり下がってしまった。
3. 「彼らは舌を弓のように曲げ、不真実という矢を射る。 正しいことには縁もゆかりもない者で、悪から悪へと進み、わたしのことなどいっこう心に留めない」と、神様は言います。
4. 隣人や兄弟に気をつけなさい。 だれもかれも互いにつけこもうとし、まことしやかに嘘を並べ立てるからです。
5. 彼らは、よく訓練された舌で、互いにだまし合い、罪を犯し続けて、自分をすり減らします。
6. 「彼らは悪に悪を、偽りに偽りを積み重ね、絶対にわたしのところへ来ようとしない」と、神様は言います。
7. そのため、天の軍勢の主は、さらにこうつけ加えます。 「わたしは彼らを悩みの炉に入れてとかす。 彼らを精錬し、金属のように試す。 これ以外にどんなことができよう。
8. 彼らの舌は毒矢のような嘘を射る。 口先ではおじょうずを言うが、心の中では相手を殺そうとたくらむ。
17-18. わたしは言う。 大急ぎで泣き女を呼んで来て、さっそく泣かせよ。 涙を滝のように流せ。
25-26. わたしが、体に割礼(男子が生まれて八日目にその生殖器の包皮を切り取る儀式)を受けていても、心に割礼を受けていないエジプト人、エドム人、アモン人、モアブ人、アラブ人、それに、おまえたちユダの国民を罰する時が近づいている。 異教の国々の民でも体の割礼は受ける。 わたしを愛するという心の割礼を受けなければ、おまえたちの割礼は、異教徒の儀式と少しも変わらない。