エレミヤ書 8:7-12 リビングバイブル (JLB)

7. こうのとりは、生まれ故郷に帰る時を知っている。 山鳩、鶴、つばめも同じことで、毎年、神の定めた季節がくると、帰って行く。 しかし、わたしの国民はそうではない。 彼らは神のおきてを受け入れようとしない。

8. どうしておまえたちは、「われわれは神様のおきてを知っている」と言えよう。 なにしろ、教師連中が、そのおきてをひねくり回し、わたしが言ったこともないようなものにしているのだから。 

9. このりこうな教師どもは、神のことばを変えた罪のために遠い国へ流され、恥をさらす。 その時になっても、相変わらずりこうだと言えるだろうか。 

10. わたしは、彼らの妻と畑をほかの者に与える。 彼らはみな、身分の高い者も低い者も、預言者も祭司も、人のものを自分のふところに入れることだけを目的に生きてきたからだ。 

11. 彼らは、実際には平安などどこにもないのに、すべてがうまくいくと保証する。こうして、わたしの国民のひどい傷に、効き目のない薬を塗っている。

12. 偶像を拝むことを恥じるどころか、顔を赤らめることさえ知らない。その報いで彼らは死に、倒れた者の間に転がる。 

エレミヤ書 8