6. わたしは彼らの会話をじっと聞いていたが、いったいどんなことが耳に入ったと思うか。 自分の罪を悔いている者は、一人もいない。 「なんと恐ろしいことをしたのだろう」と言う者は、一人もいない。 みな、戦場に突進して行く馬のように、罪の道を全速力で走って行く。
7. こうのとりは、生まれ故郷に帰る時を知っている。 山鳩、鶴、つばめも同じことで、毎年、神の定めた季節がくると、帰って行く。 しかし、わたしの国民はそうではない。 彼らは神のおきてを受け入れようとしない。
8. どうしておまえたちは、「われわれは神様のおきてを知っている」と言えよう。 なにしろ、教師連中が、そのおきてをひねくり回し、わたしが言ったこともないようなものにしているのだから。
9. このりこうな教師どもは、神のことばを変えた罪のために遠い国へ流され、恥をさらす。 その時になっても、相変わらずりこうだと言えるだろうか。