エレミヤ書 49:1-14 リビングバイブル (JLB)

1. おまえたちは、ここで何をしているのか。 なぜユダヤ人の町に住んでいるのか。 そこはユダヤ人だけの住みかであり、彼らがわたしから受け継いだ所ではないか。 それなのに、ミルコムの神を拝むおまえたちが、なぜガドとその町々を占領したのか。 

2. このため、わたしはおまえたちを罰し、おまえたちの町ラバを破壊する。 そこは人の住まないごみの山となり、近くの町々も焼き払われる。 そのあとイスラエルが来て、おまえたちの手から国を取り戻し、失ったものを奪い返す。 こう神様は言います。

3. ヘシュボンよ、アイが滅びたのだから、泣きわめくがいい。 ラバの娘よ、喪服を着け、垣根に身を隠し、ぞんぶんに泣け。 おまえの神ミルコムが、重立った人や祭司とともに、遠い国へ連れて行かれるからだ。 

4. おまえは、よく肥えた谷間の地を自慢にしているが、それはまもなく荒れ地になる。 根性の曲がった娘よ。 おまえは自分の財産を心の拠り所とし、手出しする者はだれもいないと考えていた。 

5. だが、見ているがいい。 わたしはおまえに恐怖を送る。 天の軍勢の主である神様が、こう言います。 隣人たちはおまえをおまえの国から追い出し、おまえが捕虜になって連れ去られるのを横目で見ながら、逃げて行く。 

6. だが、後日、わたしはアモン人の国を元どおりに繁栄させる。エドム人について

7. 天の軍勢の主はこう言います。 昔いた賢い連中はどこへ行ったのか。 テマンには、もう知恵者は一人もいないのか。 

8. デダン〔隊商で栄えた、アラビヤ北部の町〕の人よ、砂漠のいちばん奥まで逃げて行け。 わたしはエドムを罰する時に、おまえたちをも罰するからだ。 

11. だがわたしは、生き残ったみなしごたちを守り、未亡人たちがわたしを頼りとするようにする。

12. 神様はエドムに言います。 罪のない者さえ苦しむとしたら、おまえは、どれほど苦しまなければならないことか。 罰を受けずにすむはずはない。 どうしても、このさばきの杯を飲まなければならない。 

13. ボツラは荒れ果て、のろいとあざけりを受けるようになると、わたしは自分の名にかけて誓ったのだ。 その町々は永遠の廃墟となる。

14. 私は神様から、次の知らせを聞きました。神様はエドムを滅ぼす同盟軍を起こすため、国々に呼びかける使者を送り出しました。 

エレミヤ書 49