エレミヤ書 48:2-4-20 リビングバイブル (JLB)

2-4. もう、だれもモアブのことを鼻にかける者はいない。 その命はつけねらわれているからだ。 すでにヘシュボンでは、モアブを破壊する手はずが整った。 「さあ、あの国を滅ぼして、地上から抹殺しよう」と、彼らは言う。 マデメンはひっそり静まり返っている。 一方、ホロナイムには戦いの物音が近づく。 こうして、モアブは全滅し、その叫び声はツォアルにまで響く。 

5. 泣きながらルヒテの坂を上る避難民の耳には、下に見える町からの、恐怖の叫びが聞こえる。 

6. いのちが助かるために逃げ、荒野に身をひそめよ。 

7. おまえたちは自分の腕を頼みとし、富を誇ったので、滅びる。 おまえたちの神ケモシュは、祭司や重立った人たちとともに、遠い国へ連れ去られる。

8. 村も町も、高台にあると谷間にあるとの区別なく、すべて滅びる。 わたしがそう言ったからだ。 

9. モアブに羽が生えてどこかへ飛んで行けたら、どんなにいいだろうに。 この国の町々には、いのちある者は一人もいなくなるからだ。 

20. 彼らは答えるでしょう。「モアブは焼け野原になりました。 大声で泣きなさい。 アルノン川の土手で、モアブは滅びたと伝えなさい。」

エレミヤ書 48