1. まだエレミヤが牢につながれていた時、神様は二度目のお告げを彼に伝えました。
2. 主という名の、天と地の造り主である神様は、こう言います。
10-11. 花婿と花嫁の楽しさいっぱいの声、わたしに感謝の供え物を運んで来る人の喜びの歌が、再び、この破滅を宣告された地で聞けるようになる。 人々は、「神様をほめたたえよう。 神様は恵み深く、そのあわれみは永遠にすたれない」と歌うようになる。 わたしはこの地を、前よりも幸福にし、栄えさせる。
12. 今は住民ぜんぶと家畜の滅亡が決まっているものの、もう一度、羊や子羊を導く羊飼いの姿を見るようになる。
13. 山地の村々、平野部の東にある町々、ネゲブのすべての町々、ベニヤミンの地、エルサレム近郊、それにユダのすべての町々でも、再び羊の群れが増える。
14. イスラエルとユダに、わたしが約束しておいたすべての祝福の実現する日がくる。
15. その時、わたしはダビデのほんとうの子を王にする。 彼は正義をもって支配する。
16. その日、ユダとエルサレムの人たちは安心して住み、「神様は私たちの正義」という標語を掲げる。
17. それからは、ダビデの世継ぎが永久にイスラエルの王座につくようになる。
18. さらに、いつもレビ人が、完全に焼き尽くすいけにえをはじめ、その他のいけにえや供え物を、神にささげるようになる。
19. その時、神様からエレミヤに次のお告げがありました。
20-21. わたしが昼および夜と結んだ契約を破り、きちんと決まった時間に、昼や夜がこないようにできるか。 もしできたら、わたしがわたしのしもべダビデと結んだ契約も破られ、彼の王座につく子孫はいなくなる。 このように、神に仕えるレビ人の祭司たちと結んだわたしの契約も、決して破棄されない。