エレミヤ書 31:22-38-39 リビングバイブル (JLB)

22. 気まぐれ娘よ。 いつまで、どっちつかずでいるのか。 わたしは、今までに聞いたこともないような新しいことをする。 その時イスラエルは、わたしを尋ね求めるようになる。

23.  イスラエルの神様である天の軍勢の主は、こう言います。 わたしが彼らを連れ戻す時、彼らはユダとその町々で、次のように言うだろう。 「義の本家よ。 きよい山よ。 神様があなたを祝福されるように。」 

24. 町の住民も、農夫も、羊飼いも、ともどもに平和で幸福な暮らしをするようになる。 

25. わたしは疲れた者には休息を、悲しむ者には喜びを与えるからだ。

26. ここでエレミヤは目を覚まし、「こんな眠りなら、とてもあと味がよい」と言いました。

27. 神様はこう言います。 わたしが、このイスラエルで人口をうんとふやし、家畜を増し加える時がくる。 

28. 以前この国を性懲りもなくこわしたが、今度は注意して築き上げる。 

29. 人々は二度と、「父親の罪のあとしまつを子供がさせられる」ということわざを、口にしなくなる。 

30. だれもが自分の罪のために死ぬようになるからだ。 ほかでもない、すっぱいぶどうを食べた本人の歯が浮くのだ。

31. 神様は言います。 わたしがイスラエルおよびユダの国民と、新しい契約を結ぶ日がくる。 

32. それは、わたしが彼らの先祖の手をとってエジプトから導き出した時、結んだようなものではない。 彼らがそれを破ったので、やむなく、わたしは彼らを見捨てた。 

33. 新しい契約とはこうだ。 わたしは、わたしのおきてを彼らの心に刻みつける。 そのため彼らは、わたしをあがめたいという気持ちになる。 こうして、彼らは文字どおりわたしの国民となり、わたしは彼らの神となる。 

34. その時はもう、互いに神を知るようにと忠告する必要はなくなる。 身分の高い者も低い者も、だれもがわたしを心底から知るようになるからだ。 わたしは彼らの罪を赦すだけでなく、それをすっかり忘れる。

35. 日中は太陽の光を与え、夜を明るくするために月と星を与え、海をかき立てて大波を起こす天の軍勢の主は、こう言います。

36. もし、これらの自然界の法則がなくなるものなら、わたしはわたしの国民イスラエルを見限るだろう。 

37. 宇宙のすみずみまで正確に測られ、地中深くに埋めてある基礎が現われない限り、罪を犯したからといって、わたしが彼らを捨てることなどありえない。

38-39. 神様は言います。 エルサレムの町全体が、わたしのために再建される時がくる。 北東の端にあるハナヌエルの塔から、北西にある隅の門まで、また南西にあるガレブの丘から、南東にあるゴアに至るまで、すべて建て直される。 

エレミヤ書 31