エレミヤ書 31:16-24 リビングバイブル (JLB)

16. しかし、神様は約束なさいます。 もう、泣かなくていい。 確かにおまえの祈りを聞いた。 おまえはまた子供に会える。 彼らは遠い敵の国から、おまえのふところへ帰って来る。 

17. おまえの将来には希望がある。 おまえの子供は生まれ故郷へ帰って来る。

18. 私はエフライムのうめき声を聞きました。 「神様は私をひどく罰しました。 子牛がくびきを負う訓練をさせられるように、私にも懲らしめが必要だったのです。 私を神様のもとに立ち返らせ、元どおりにしてください。 神様。 ただあなただけが主だからです。

19. 私は神様に背きましたが、後悔しました。 なんとばかな人間だったのだろうかと反省し、ももの肉をつねりました。 若かったころにしたことを考えると、穴があったら入りたいくらいです。」 

20. 神様のお答えはこうです。 エフライムは今でもわたしの子だ。 目に入れても痛くない子であることに、変わりはない。 罰を加えないわけにはいかないが、それでもなお、彼を愛している。 いとおしくてたまらないので、きっとあわれみをかけてやる。 

21. 捕虜として遠い国へ引かれて行く時、イスラエルに帰る目じるしとなる道しるべを、あちこちに立てておけ。 通った道をしっかり頭に入れておけ。 おとめイスラエルよ。 やがて、おまえは自分の町町に帰って来ることになる。 

22. 気まぐれ娘よ。 いつまで、どっちつかずでいるのか。 わたしは、今までに聞いたこともないような新しいことをする。 その時イスラエルは、わたしを尋ね求めるようになる。

23.  イスラエルの神様である天の軍勢の主は、こう言います。 わたしが彼らを連れ戻す時、彼らはユダとその町々で、次のように言うだろう。 「義の本家よ。 きよい山よ。 神様があなたを祝福されるように。」 

24. 町の住民も、農夫も、羊飼いも、ともどもに平和で幸福な暮らしをするようになる。 

エレミヤ書 31