1. その時、イスラエルの全家族はわたしを神と認める。 彼らは、わたしの国民として振る舞うようになる。
2. 昔わたしが、エジプトから逃げて来たイスラエル人に、荒野であわれみをかけ、休息を与えた時のように、彼らをいたわり、めんどうを見る。
3. それというのも、ずっと前に、イスラエルにこう言ったからだ。 わたしの国民よ。 わたしは永遠の愛をもっておまえを愛してきた。 あわれみの綱でおまえを引き寄せてきた。
4. イスラエルのおとめよ。 わたしは、おまえの国を再建する。 おまえは元のように幸せになり、タンバリンをたたいて陽気に踊る。
5. もう一度サマリヤの山の上にぶどう園をつくり、その実を食べるようになる。
6. エフライムの丘に立つ見張りが大声を張り上げ、「さあ、シオン(エルサレム)に上って、神様のもとへ行こう」と言う日がくる。
7. 神様はこう言います。 地上で最も偉大な国イスラエルに、わたしがどんなことをするかを知って、喜び歌え。 「神様は、イスラエルの残りの民であるご自分の国民を救った」と、賛美と喜びをもって大声で言いふらせ。
8. わたしが彼らを、北から、また地の果てから連れ戻すからだ。 盲人や足なえ、赤ん坊を連れた若い母親、お産まぢかの女には、特別に目をかける。 彼らは大きな集団となって帰る。
38-39. 神様は言います。 エルサレムの町全体が、わたしのために再建される時がくる。 北東の端にあるハナヌエルの塔から、北西にある隅の門まで、また南西にあるガレブの丘から、南東にあるゴアに至るまで、すべて建て直される。