7. ああ、今までの歴史の中で、やがてくる日のような恐怖の時があったでしょうか。 それは、同胞イスラエルの苦しみの時で、今までに一度も経験したことのないものです。 しかし、神様は彼らを救い出してくださいます。
8. 天の軍勢の主は、こう約束なさるのです。 その日になると、わたしは彼らの首のくびきをこわし、体に巻きついている鎖を断ち切る。 外国人は二度と彼らの主人にならない。
9. 彼らは、わたしと、わたしが彼らのために立てる王ダビデに仕えるようになる。
10. わたしのしもべヤコブよ、こわがることはない。 イスラエルよ、うろたえなくてもいい。 わたしがおまえを遠い国から連れ戻し、おまえの子孫を、流されて行った先から連れ戻すからだ。 彼らは自分の国でゆったりくつろぎ、だれも彼らを脅かさなくなる。
11. わたしがそばについていて救うからだ。 たといおまえの寄留先の国々を全滅させても、おまえは根絶やしにしない。 もちろん、全く罰を免れるというわけではないが……。
12. おまえの罪は、どうしても治らない打ち傷のようで、ひどく痛む。
13. 助ける者はなく、傷口に包帯を巻く者もいない。 どんな薬も効き目がない。