エレミヤ書 25:1-13 リビングバイブル (JLB)

1. ユダの全国民にあてられた次のお告げは、ヨシヤの子でユダ王朝の王エホヤキムの治世の第四年に、神様がエレミヤに語ったものです。 この年に、バビロンの王ネブカデネザルが即位しました。

4. 神様は何度も、ご自分の預言者をあなたがたのもとへ遣わしたのに、あなたがたは耳をふさぎました。 

5. お告げは、いつも次のようなものでした。 悪の道から離れ、悪事から足を洗え。 そうして初めて、おまえたちは、わたしがおまえたちと先祖に与えたこの地に、いつまでも住むことができる。 

6. 偶像礼拝という大それたことをして、わたしを怒らせるな。 わたしに真実を尽くすなら、害は加えない。

7. だがおまえたちは、わたしのことばを聞こうとしなかった。 かえって、まっしぐらに悪の道に進み、偶像のことでわたしを怒らせた。 ありとあらゆる災いをこうむる結果を、自ら招いたのだ。

10. おまえたちの喜びと楽しみ、結婚の披露宴を取り除く。 事業は失敗に終わり、おまえたちの家庭は無気味な暗やみに閉ざされる。 

11. 国の全土は見渡す限りの荒れ地となるので、全世界の人は、おまえたちに降りかかった災害を知ってショックを受ける。 イスラエルと近隣の諸国は、七十年間バビロン王に仕える。

12. この奴隷の期間が終わったら、わたしはバビロン王とその国民を、彼らの罪のために罰する。 カルデヤの地を永久に荒れ果てた所とする。 

13. この書の中で約束した恐ろしい災害、エレミヤが国々に宣告した刑罰を全部、この地にもたらす。 

エレミヤ書 25