エレミヤ書 23:30-31-40 リビングバイブル (JLB)

4. また彼らの上に、責任感の強い羊飼いを立てる。 彼らは二度とこわがる必要はなく、四六時中、守られるようになる。

7. その日、人々は誓いを立てる時、「イスラエル国民をエジプトから救い出した神様は生きておられる」と言わないで、 

8. 「ユダヤ人を、追いやられた国々からイスラエルへ連れ戻した神様は生きておられる」と言うようになる。

9. うそで固めた偽預言者たちのことを考えると、心が痛みます。 私は恐ろしくなって目を覚まし、酒にのまれた酔っぱらいのようにふらつきます。 彼らには、恐ろしい運命が待ちかまえているからです。神様は刑罰を下すと宣告なさいました。 

30-31. わたしは、お互いに語ることを知らせ合っている、これらの「預言者」に立ち向かう。 口あたりのよいことを言う預言者どもは、「このお告げは神様からのものだ」と言う。 

32. 彼らが知恵をしぼって考え出した夢は、わたしの国民を罪へ誘い込む、まことしやかな嘘で固まっている。 わたしは彼らを遣わさなかったし、彼らには、わたしの国民に告げることなど少しもない。

33. 国民の一人、または「預言者」か祭司の一人が、「ところでエレミヤさん。 きょう神様から聞いたという悲しいニュースって何ですか」と尋ねたら、こう答えてやれ。 「どんなニュースを聞きたいのか。 おまえたち自身が悲しいニュースだ。 なにしろ、神様がおまえたちを捨てたのだから。」

34. 「きょうの神様からの悲しいニュース」などと悪ふざけをする偽預言者、祭司、国民がいたら、わたしは彼らとその家族を罰する。 

35. 「神様はどんなことをお語りになりましたか」と尋ね合うのはよい。 

36. だが、「神様からの悲しいニュース」と言ってはならない。 悲しいのは、おまえたち自身のこと、おまえたちが平気で嘘をつくことにほかならないからだ。 おまえたちはわたしのことばを曲げ、わたしが言いもしない「神様のお告げ」を発明している。 

37. おまえたちは、「神様からどんなお告げがありましたか。 神様は何と言われましたか」と、尊敬を込めてエレミヤに尋ねるべきだ。 

38-39. だが、わたしの警告を無視して、「きょうの神様からの悲しいニュース」について聞こうとすれば、神であるわたしは、重荷となっているおまえたちを捨てる。 おまえたちと、おまえたちの先祖に与えたこの町を、共にわたしの前から放り投げる。 

40. わたしはおまえたちの恥をさらすので、おまえたちの名はいつまでも鼻持ちならないものとなる。

エレミヤ書 23