エレミヤ書 20:6-10 リビングバイブル (JLB)

6. さて、パシュフルよ。 おまえと家族、一族郎党はみなバビロンで奴隷となり、そこで死ぬ。 おまえをはじめ、万事うまくいくという、うその預言を聞いた者もみな、同じ運命に会う。」

7. その時、私はこう言いました。 ああ神様。 あなたは、助けてやると約束しておきながら、私を欺きました。 神様は私より強い方なので、お告げを伝えないわけにはいきません。 ところが今、私は町中の笑い者になり、だれからもばかにされています。 

8. 神様はただの一度も、私が彼らにやさしいことばをかけてやるのを、お許しになりませんでした。 私が話すのは、いつも決まって、災害や恐怖、それに滅亡でした。 彼らが私をあざけり、ばかにし、物笑いの種にするのは当然です。 

9. ところが、私は神様の使者になるのをやめるわけにはいきません。 二度と神様のことを口にしまい、これ以上、神様の名によって語るのは、まっぴらごめんだと言うと、私の心のうちにある神様のことばは、まるで火のように骨の中で燃えます。 そのため、苦しくてたまりません。 

10. その上、四方八方から脅し声が聞こえるので、私はおじ気づきます。 「あいつを訴えてやろう」と、彼らは言います。 元の友人でさえ、私をうかがい、私がつまずき倒れるのを今や遅しと待っています。 「きっとあいつは、自分でしかけた罠に落ちるだろう。 そうしたら、うんと仕返しをしてやるんだ」とてぐすね引いているのです。

エレミヤ書 20