エレミヤ書 18:15-23 リビングバイブル (JLB)

15. これらのものは、いつもあてにできる。 ところがわたしの国民ときたら、全くあてにならない。 彼らはわたしを置き去りにして、むなしい偶像のもとに走った。 昔からの正しい道をはずれ、罪のどろ沼に迷い込んだ。 

16. そのため、国は荒れ果て、そこを通る人は思わず息をのみ、あまりにもすさまじい光景に驚いて頭を振る。 

17. わたしはわたしの国民を、東風がちりを巻き上げるように、敵の前でまき散らす。 彼らがどんなに悩んでも、知らぬ顔を決め込み、彼らの苦しみを心にかけない。

18. すると、人々はこう相談しました。 「さあ、エレミヤを殺してしまおう。 われわれには、祭司や学者、それに預言者がついている。やつの忠告なんかいらない。 二度とわれわれに不利なことをしゃべり、われわれを苦しめないように、やつの口を封じよう。」

19. ああ神様、私を助けてください。 彼らが私にどんなことをしようとしているか、見てください。 

20. 彼らは、悪をもって善に報いようとするのでしょうか。 彼らは私を殺そうと、罠をしかけました。それでも私は、彼らのことをよく言い、何とかして、神様の怒りが彼らに向けられないようにと努力しました。 

21. 神様、彼らの子供を飢え死にさせてください。 彼らを剣にかけてください。 彼らの妻を未亡人とし、子供を一人残らず失わせてください。 男は伝染病で死なせ、若者は戦場で倒れさせてください。 

22. 兵士の一隊が不意に襲う時、彼らの家から泣き叫ぶ声が聞こえますように。 彼らは私を落とそうとして穴を掘り、私の歩く道に、こっそり罠をしかけたからです。 

23. 神様。 あなたは、私を殺そうとする彼らの計画をご存じです。 彼らを赦さないでください。 彼らの罪を赦さず、御前で滅ぼしてください。 彼らに御怒りをぶちまけてください。

エレミヤ書 18