1. キリスト様の奴隷である私パウロは、今、あなたがたのために投獄されています。 あなたがた外国人も、神の家族の一員だと告げたからです。
2-3. 私は、外国人に神様の恵みを示すためのこの特別の任務を、神様から受けています。 このことについては、前の手紙でも簡単にふれましたから、もうすでにご存じと思います。 外国人もまた神様の恵みの対象とされているという、この神様の特別の計画を、神様が私に明かしてくださったのです。
4. このように申し上げるのも、これらについて私がどう理解しているかを、わかっていただくためです。
5. 以前には、神様はこの計画を、自分の民に隠しておられました。 しかし今では、聖霊様を通して、使徒や預言者たちに、はっきりと示しておられます。
6. その特別の計画とは、こうです。 すなわち、神様の子供とされた者たちが全財産を相続する時、外国人もユダヤ人と共に、十分にその分け前にあずかるということです。 ユダヤ人も外国人も、共に神の教会の一員として招かれています。 そして、キリスト様についての良い知らせと、この方が成し遂げてくださったこととを受け入れる時、キリスト様によって大いに祝福するという神様の約束に、両者ともあずかるのです。
14-15. 神様のご計画の知恵深さと広大さを思う時、私はひざをかがめて、神の大家族〔その中のある者はすでに天国におり、ある者はまだ地上にいます〕の父なる方に祈ります。
18-19. そして、〔神様の子供とされた者にとっては当然のことですが〕神様の愛が実際にどれほど長く、どれほど広く、どれほど深く、どれほど高いかを知り、また理解できますように。 さらに、それを身をもって経験できますように。 もっとも、この愛はあまりにも大きいので、それを見極め、完全に把握することは、とても無理ですが。 こうして、あなたがたはついに、神ご自身によって満たされるのです。