13. その広さは祭司のための区域と同じで、二つ合わせると、長さ十二キロ半、幅十キロになる。
14. この特別区の買売や交換は厳禁され、ほかの者に使わせてもいけない。 それは神のために聖別された地だからである。
15. 神殿のための特別区域の南にある、長さ十二キロ半、幅二キロ半の細長い地は、一般用のもので、町を中心にして、家や牧場や農園をつくるようにせよ。
16. 町は二キロ二百五十メートル四方の正方形とする。
17. 牧場は約百二十五メートルの幅で、町の回りを囲むようにする。
18. 聖なる区域に接したこの地域で、町の外にある残りの地は、東西にそれぞれ五キロで、町の住民のための農園である。
19. 町で働くイスラエル人なら、どの部族の者でも、この農園で働くことができる。
20. 聖なる区域と町の所有地とを合わせた、この土地全体は十二・五キロ四方である。
21-22. この区域の両側の、イスラエルの東と西の境までの地は、君主のものである。 ユダとベニヤミンとの土地にはさまれたこの土地は、聖なる区域と町の所有地との両側にあって、幅はそれぞれ十二・五キロである。
23. 残りの部族に分割される土地は、次のとおり。 ベニヤミンの土地は、東の境界線から西の境界線まで、イスラエルの全地を横切っている。
24. ベニヤミンの土地の南にはシメオンの土地があり、同じように東と西の境界線の間に広がっている。
25. イッサカルの土地が、その南に同じようにある。
26. さらに、その南にゼブルンの土地が同じようにある。
27-28. それから、ガドの土地がその南にあるが、東と西の境界線は同じでも、南の境界線は、タマルからメリバテ・カデシュの泉、さらにエジプト川〔ワディ・エル・アリシュ〕に沿って地中海に至っている。
29. 以上が各部族に割り当てられた土地である。 このように、神様がお語りになるのです。
30-31. 町の門には、それぞれイスラエルの各部族の名がつけられている。北側の二キロ二百五十メートルの城壁には三つの門があり、ルベンの門、ユダの門、レビの門と名づけられている。