27. ここでも、通路を通って庭を横切り、内側の塀の通路から内庭に抜けることができました。 この間の距離も五十八メートルありました。
28. それから、その人は私を南の門の内側の塀に連れて行きました。 その人がその通路を測ったところ、外側の塀の通路と同じ寸法でした。
29-30. 詰め所も、柱も、玄関も前のものと全く同じです。 壁や玄関の窓もそっくり同じです。 通路も同じく、長さ二十九メートル、幅十四メートル半です。
31. ただ一つ違っていたのは、玄関に通じる階段が七段ではなく八段になっていることでした。 柱のなつめやしの木の彫刻も前のものと同じでした。
32. それから、その人は私を庭から内側の塀の東の門へ連れて行きました。 その人はその通路も測りましたが、寸法は他の通路のものと同じでした。
33. 詰め所も、柱も、玄関も、他の通路のものと同じ大きさです。 壁や玄関の窓も、他の通路のものと変わりません。 その通路も長さ二十九メートル、幅十四メートル半です。
34. その玄関は外庭に面しており、柱にはなつめやしの木が彫刻してありました。 階段は七段ではなく八段ありました。
35. それから、その人は私を北にある内側の門へ連れて行きました。そこの寸法も他のものと同じでした。
36. 通路の詰め所も、柱も、玄関も、他と変わりなく、通路も長さ二十九メートル、幅十四メートル半です。
37. その玄関も外庭に面しており、通路の両側の壁にはなつめやしの木が彫刻してあり、階段は八段ありました。
38. 玄関の一つの戸から脇間に通じていましたが、そこは、いけにえの肉を祭壇にささげる前に洗う所でした。
39. 通路の玄関の両側にはそれぞれ二つずつ台が置いてありました。 その上で、神殿でささげる完全に焼き尽くすいけにえ、罪が赦されるためのいけにえ、罪を償ういけにえが殺されるのです。
40. 玄関の外側に二つずつ台が置かれていました。
41. それで内側と外側とで合計八つの台があることになります。 その上でいけにえが切り裂かれ、整えられるのです。
42. また、四つの石の台があって、その上に肉切り包丁など、いけにえを殺すための道具が置かれていました。 この台は八十七センチ平方で、高さが五十八センチありました。
43. 玄関の壁には、八センチの留め金が幾つも取りつけてあり、台の上には、いけにえの肉を置けるようになっていました。
44. 内庭には一間の建物が二つあり、一つは北の門のわきにあって南を向き、もう一つは南の門のわきにあって北を向いていました。