1. また、次のような神様からのお告げがありました。
2. 「ちりの子よ、羊飼いであるイスラエルの指導者に預言せよ。彼らに言え。 神様はこうお語りになります。 羊の世話はそっちのけで、私腹を肥やすことしか考えていない羊飼いは、災いだ。 羊飼いなら羊を養うべきではないか。
3. 自分たちは最上の物を食べ、最高の衣をまといながら、群れの羊を飢えさせている。
4. 弱い羊のめんどうを見ず、病気の羊を介抱せず、骨折した羊の手あてをせず、迷って行方不明になった羊を捜すこともない。 それどころか、力ずくで残酷な支配をほしいままにしてきた。
5. だから、羊は羊飼いがいないために散らされ、野獣のえじきとなってしまった。
6. わたしの羊は山々や丘など、地上の至る所をさまよった。 だが、捜し出してくれる者も、世話してくれる者もいなかった。
15-16. わたしが自ら羊飼いとなって、安心して休めるように世話をする。 神様がこうお語りになるのです。 わたしは、道に迷って、いなくなった者たちを捜し出し、無事に家へ連れ帰る。 また、骨折には添え木をあて、傷には包帯を巻き、病気を治す。 だが、権力をふるって肥えた羊飼いは滅ぼす。 罰を下すことによって、彼らを養おう。