エゼキエル書 32:1-8 リビングバイブル (JLB)

1. エホヤキン王が捕囚となって十二年目の二月中旬に、このような神様のお告げがありました。

2. 「ちりの子よ、エジプト王のために嘆け。 そして、王に言え。 おまえは自分を、国々の中で強くて若いライオンのようだと思っている。 だがおまえは、ナイル川の岸で水をかき混ぜて濁らせている、わにのような存在でしかない。

3. 神様はこうお語りになります。 わたしは大軍を差し向け、わたしの網におまえをひっかける。 それから引き上げ、 

4. 死ぬまで地面に放り出しておく。 空のあらゆる鳥がその上に群がり、全地の野獣がむさぼり食って、飽きるようになろう。 

5. わたしは山々をおまえの肉でおおい、谷をその骨でうずめる。 

6. 谷川から山の頂上に至るまで、地をおまえのほとばしる血で染めよう。 

7. わたしはおまえを抹殺し、空をおおい、星を暗くする。 太陽は雲に隠れ、月も光を放たない。 

8. ほんとうに、暗黒が国中を支配し、明るく輝いている星でさえ、おまえの上では暗くなる。

エゼキエル書 32