1. エホヤキン王が捕囚となって十一年目の五月中旬に、次のような神様のお告げがありました。
4. 根は地下深く伸びて、よく生い茂り、水を回りの木々にも供給していた。
5. どの木よりも高くそびえ立ち、根から十分に水分を吸収して枝も大きく伸び、こんもりと茂っていた。
6. 枝には鳥が巣をかけ、木陰で家畜が子を産んだ。 このように世界の大国がみな、その木陰に住んだのだ。
7. 木はたくましく、美しかった。 深く根を張り、十分に水分を吸収していたからだ。
8. 神の園の中にも、この木より高くそびえるものはなかった。 糸杉も、この木の枝とは比べようがなく、その美しさにはかなわなかった。
9. わたしが与えたその雄姿を、エデンのすべての木がうらやましがった。
10. しかし、神様はこうお語りになります。 エジプトは思い上がって、尊大になった。 雲にまで達するほど自分を高くして、他を見下した。
11. その罰として、わたしはエジプトを大国の手に渡して滅ぼす。 わたしが、エジプトを切り倒すのだ。