2-3. 「ちりの子よ、預言せよ。 神様はこうお語りになります。 大声で泣け。 恐ろしい日が間近に迫っている。 それは神の日、暗雲の垂れこめた日、諸国民の絶望の日だ。
17. ヘリオポリスとブバスティスの若い男たちは剣で殺され、女たちは奴隷として連れ去られる。
18. わたしがエジプトの力を砕く時、タフパヌヘスも暗黒の日となる。 暗雲が地をおおい、娘たちはとりことして連れ去られる。
19. このようにして、エジプトをきびしく罰する時、彼らはわたしが神であることを知る。」
20. さて、それから一年後、すなわちエホヤキン王が捕囚となって十一年目〔エルサレム陥落の年〕の三月中旬に、神様から次のようなお告げがありました。
21. 「ちりの子よ。 わたしはエジプト王の腕を打ち砕いた。 その腕は手あてもされず、ギブスもはめられなかったので、二度と剣を持つことができない。
22. 神様がこう断言なさるからです。 わたしはエジプト王を攻め、骨折した腕とともに、もう一方の丈夫な腕も砕き、その手から剣をたたき落とす。
23. そして、エジプト人を多くの国に追い散らす。
24. わたしはバビロン王の腕を強くし、その手にわたしの剣を握らせて、エジプト王の腕を砕く。 彼はバビロン王の前で、瀕死の重傷を負った者のようにうめく。
25. わたしはバビロン王の手を強くするが、エジプト王の腕はわきに垂れ下がるだけで使いものにならなくする。 だから、バビロン王がわたしの剣を握り、それをエジプトに振りかざす時、エジプトは、わたしが神であることを知る。
26. わたしはエジプト人を外国に散らす。 そのとき彼らは、わたしが神であることを知る。」