2-3. 「ちりの子よ、預言せよ。 神様はこうお語りになります。 大声で泣け。 恐ろしい日が間近に迫っている。 それは神の日、暗雲の垂れこめた日、諸国民の絶望の日だ。
14. 〔ナイル川上流の〕パテロスの町々、ツォアンやテーベは、わたしの手で廃墟と化そう。
15. またエジプト最強のとりでペルシウムに怒りを注ぎ、テーベの人々を絶ち滅ぼす。
16. 必ずわたしはエジプトに火をつけ、ペルシウムを痛みで苦しませ、テーベを引き裂き、メンピスを連日、恐怖におののかせる。
17. ヘリオポリスとブバスティスの若い男たちは剣で殺され、女たちは奴隷として連れ去られる。
18. わたしがエジプトの力を砕く時、タフパヌヘスも暗黒の日となる。 暗雲が地をおおい、娘たちはとりことして連れ去られる。
19. このようにして、エジプトをきびしく罰する時、彼らはわたしが神であることを知る。」
20. さて、それから一年後、すなわちエホヤキン王が捕囚となって十一年目〔エルサレム陥落の年〕の三月中旬に、神様から次のようなお告げがありました。
21. 「ちりの子よ。 わたしはエジプト王の腕を打ち砕いた。 その腕は手あてもされず、ギブスもはめられなかったので、二度と剣を持つことができない。