エゼキエル書 30:14-21 リビングバイブル (JLB)

2-3. 「ちりの子よ、預言せよ。 神様はこうお語りになります。 大声で泣け。 恐ろしい日が間近に迫っている。 それは神の日、暗雲の垂れこめた日、諸国民の絶望の日だ。 

14. 〔ナイル川上流の〕パテロスの町々、ツォアンやテーベは、わたしの手で廃墟と化そう。 

15. またエジプト最強のとりでペルシウムに怒りを注ぎ、テーベの人々を絶ち滅ぼす。 

16. 必ずわたしはエジプトに火をつけ、ペルシウムを痛みで苦しませ、テーベを引き裂き、メンピスを連日、恐怖におののかせる。 

17. ヘリオポリスとブバスティスの若い男たちは剣で殺され、女たちは奴隷として連れ去られる。 

18. わたしがエジプトの力を砕く時、タフパヌヘスも暗黒の日となる。 暗雲が地をおおい、娘たちはとりことして連れ去られる。 

19. このようにして、エジプトをきびしく罰する時、彼らはわたしが神であることを知る。」

20. さて、それから一年後、すなわちエホヤキン王が捕囚となって十一年目〔エルサレム陥落の年〕の三月中旬に、神様から次のようなお告げがありました。

21. 「ちりの子よ。 わたしはエジプト王の腕を打ち砕いた。 その腕は手あてもされず、ギブスもはめられなかったので、二度と剣を持つことができない。 

エゼキエル書 30