1. 〔エホヤキン王が捕囚となって〕十一年目のその月の一日、新しいお告げが神様から示されました。
2. 「ちりの子よ。 ツロはエルサレムの滅亡を喜んで、『それ見たことか。 エルサレムは地中海沿岸と、ヨルダン川沿いの南北に通じるドル箱の通商路を手中におさめていたが、ついに打ち破られた。 今度はおれ様の出番だぞ。 エルサレムが廃墟になったので、おれ様が金持ちになれるのだ』と言いおった。
3. だから、神様はこうお語りになります。 ツロよ。 わたしはおまえを攻める。 波が打ち寄せるように、たくさんの国が次から次へと攻め寄せる。