12. また、このようなお告げがありました。
13. 「ちりの子よ。 この国の人々がわたしに罪を犯す時、わたしは、こぶしで彼らを打ちのめし、食糧の供給を絶ち、ききんで人間も動物も絶ち滅ぼす。
14. たといノアやダニエルやヨブが、ここに今いたとしても、本人だけが、その思いや行ないの正しさによって救われるだけだ。 だれも、ほかの者を助けることはできない。 わたしはイスラエルの残りの者を滅ぼす。 このように神様がお語りになるのです。
15. わたしがこの地に危険な野獣を放ち、荒らすにまかせれば、
16. たといこの三人がいたとしても、何の役にも立たない。 彼らは、待ちかまえている滅びから人々を救えない。 こう神様は断言なさいます。 この三人だけは救われても、地は荒れ果てる。
17. あるいは、わたしがこの地に戦争を起こし、敵軍にすべての物を破壊するようにと命じる時、
18. たといその三人がここにいても、わたしが言うとおり、救われるのは彼らだけだ。
19-20. あるいは、わたしがこの地に憤りを注いで伝染病をはやらせ、その災害で人間も動物も死ぬ時、たといノアやダニエルやヨブが生きていたとしても、わたしが言うとおり、その思いや行ないの正しさのゆえに救われるのは、彼らだけだ。
21. 神様はお語りになります。 戦争とききんとどう猛な野獣と伝染病、この四つの厳罰がエルサレムに下り、すべての生きものを滅ぼそうとしている。