2-3. 「ちりの子よ、イスラエルの偽預言者どもに預言せよ。 彼らは自分かってに幻を考え出し、わたしが何も語らないのに、神のお告げだと主張している。 そんな連中はのろわれるべきだ!
4. ああ、イスラエルよ。 おまえの預言者どもは、まるで廃墟にいるきつねのように、城壁を再建する役に立たない。
5. ああ、悪い預言者ども。 敵の攻撃に備えて城壁を補強し、神にあってイスラエルを強化するために、おまえたちは何をしたのか。
6. かえって、『これは神様からのお告げです』と言って、うそをついている。 わたしはおまえたちなんか遣わさなかった。 それなのに、自分たちの預言が実現することを期待している。
7. 見たこともないのに幻を見たと言ったり、わたしが何も語らないのに、『このお告げは神様からのものです』と言ったりしたことを、否定しきれるか。
8. それゆえ、神様はお語りになります。 わたしはこれらの幻とうそのゆえに、おまえたちを滅ぼそう。
9. わたしはおまえたちに立ち向かい、イスラエルの指導者の中から切り捨てる。 おまえたちの名を消し去る。 だから、おまえたちは二度と祖国を見ることがない。 その時おまえたちは、わたしが神であることを知る。