エゼキエル書 11:3-14 リビングバイブル (JLB)

3. 彼らは人々に、『さあ、エルサレムを再建する時がきた。 われわれの町は鉄の盾だ。 どんな危害からも守ってくれる』と言っている。 

4. だから、ちりの子よ。 大声で、はっきりと預言してやれ。」

5. それから、神の御霊が私に下り、次のように警告せよと命じました。 「神様はイスラエル国民に、こうお語りになります。 おまえたちが言おうとすることを、わたしが知らないとでも思うのか。 おまえたちの考えていることぐらい、何もかも知っている。 

6. おまえたちは性懲りもなく人を殺し、町の通りを死人の山とした。

7. 神様はお語りになります。 本気で、この町が鉄の盾だと思っているのか。 とんでもない。 この町はおまえたちを守れない。 町の中には、おまえたちに殺された者の死体がごろごろし、おまえたちも引きずり出されて虐殺される。 

8. また、おまえたちが非常に恐れている戦争に巻き込まれる。 神様がこう言うのです。 

9. わたしは、おまえたちをエルサレムから連れ出し、わたしに代わってさばきを下す外国人の手に渡そう。 

10. おまえたちは、イスラエルの国境に至るすべての道で殺される。 その時おまえたちは、わたしが神であることを知る。 

11. この町はおまえたちにとって鉄の盾とはならず、その中は少しも安全ではない。 わたしは、イスラエルの国境までおまえたちを追いかける。 

12. そうされてやっと、わたしが神であることを知るのだ。 おまえたちはわたしに服従せず、回りのすべての国々の習わしに従っていたからだ。」

13. 私がこう預言している最中に、ベナヤの息子ペラテヤが突然たおれて息絶えました。 そこで、私は地にひれ伏して叫びました。「ああ神様、イスラエルにいる者を残らず殺そうとなさるのですか。」

14. その時、神様からお告げがありました。

エゼキエル書 11