1-2. その時、御霊が私を持ち上げて、神殿の東の門に連れて行きました。 そこには、町の名士二十五人がおり、その中に、アズルの息子ヤアザヌヤとベナヤの息子ペラテヤという名の、二人の高官がいました。御霊は私に言いました。 「ちりの子よ。 この者たちは、この町で立てられた邪悪な計画のすべてに責任を負っている。
3. 彼らは人々に、『さあ、エルサレムを再建する時がきた。 われわれの町は鉄の盾だ。 どんな危害からも守ってくれる』と言っている。
4. だから、ちりの子よ。 大声で、はっきりと預言してやれ。」
5. それから、神の御霊が私に下り、次のように警告せよと命じました。 「神様はイスラエル国民に、こうお語りになります。 おまえたちが言おうとすることを、わたしが知らないとでも思うのか。 おまえたちの考えていることぐらい、何もかも知っている。
6. おまえたちは性懲りもなく人を殺し、町の通りを死人の山とした。
7. 神様はお語りになります。 本気で、この町が鉄の盾だと思っているのか。 とんでもない。 この町はおまえたちを守れない。 町の中には、おまえたちに殺された者の死体がごろごろし、おまえたちも引きずり出されて虐殺される。
8. また、おまえたちが非常に恐れている戦争に巻き込まれる。 神様がこう言うのです。
9. わたしは、おまえたちをエルサレムから連れ出し、わたしに代わってさばきを下す外国人の手に渡そう。
10. おまえたちは、イスラエルの国境に至るすべての道で殺される。 その時おまえたちは、わたしが神であることを知る。
11. この町はおまえたちにとって鉄の盾とはならず、その中は少しも安全ではない。 わたしは、イスラエルの国境までおまえたちを追いかける。
12. そうされてやっと、わたしが神であることを知るのだ。 おまえたちはわたしに服従せず、回りのすべての国々の習わしに従っていたからだ。」