エゼキエル書 1:1-3-9 リビングバイブル (JLB)

1-3. ブジの息子エゼキエルは祭司でしたが、バビロンに連れて来られた捕囚のユダヤ人の一人として、ケバル川のほとりに住んでいました。六月も終わろうとするある日、突然、天が開いて、私は神様からの幻を見たのです。 その時、私は三十歳になっていました。 

4. その幻の中で、北の方から、燃える火のような巨大な雲を前面に押し出しながら、激しい嵐が私を目がけて突進して来るではありませんか! 雲に包まれた火は絶えず閃光を発し、火の中には、みがき上げた真鍮のように輝くものがありました。

5. すると、その雲の真ん中から、人間のように見える奇妙な姿をした四つのものが現われました。 

6. その四つのものは、それぞれ四つの顔と二対の翼をもっているのです。 

7. 足は人間の足のようですが、先が子牛のひづめのように分かれていて、みがいた真鍮のように輝いているのです。 

8. また、それぞれ翼の下から人間の手が出ているのが見えました。

9. この四つの生きものは翼を連ねて、曲がらずにまっすぐ飛んで来ました。 

19-21. 四つの生きものが前方に飛ぶ時は輪も前方に動き、上に飛ぶと輪も上に動きました。 そして、生きものが止まると輪も止まりました。 生きものの霊が輪の中にあったからです。 それで、霊が行く所はどこへでも、輪と生きものも行きました。

27-28. 腰から上は、火のように照り輝く、燃える青銅のように見えました。 腰から下は炎に包まれ、その方の回りには虹のような輝きがありました。 このように、神様の栄光が示されたのです。 これを見て、私は地にひれ伏しました。 そして、私に語りかける方の声を聞いたのです。

エゼキエル書 1