17. 王からは、知事レフム、書記官シムシャイ、そのほかサマリヤおよびユーフラテス川以西の重立った人々に、返書が送られました。
18. 「諸君の手紙は、翻訳させて読ませてもらった。
19. 記録も調べさせた。 確かに、エルサレムは歴代の王に対して暴動の温床となり、反抗や騒乱が日常化した町であることがわかった。
20. また同時に、かつてエルサレムでは偉大な王たちが君臨し、ユーフラテス川の向こうの全地域を治め、ばく大な貢物、関税、税金を手にしていたこともわかった。
21. そういうわけで、さらに詳細な調査を終えるまで、工事の中止を命じることにする。
22. 手遅れになって、事態の収拾も危ぶまれるようにはならないよう、くれぐれも気をつけよ。」
23. 王の手紙に目を通したレフムとシムシャイは、エルサレムへ急行し、武力をかさに再建作業を中止させました。