1. ふと気がつくと、神殿の前にひれ伏して、涙ながらに祈り、告白をしている私の回りを、男や女、子供までが、幾重にも取り囲み、いっしょに泣いているではありませんか。
2. エラム族のエヒエルの息子シェカヌヤが、まず口火を切りました。「ほんとうに、神様を裏切ってしまいました。 異教徒の女と結婚してしまいました。 けれども、まだ希望はあります。
3. 私たちは異教徒の妻と離婚し、子供たちも手放すと、神様の前で約束いたします。 あなたや、同じく神様を恐れる人々のご命令に従います。 神様のおきてを守ります。
4. どうか力を奮い起こし、これからどうすればよいか指示してください。 何でも、おっしゃるとおりにいたします。」
5. そこで、私は立ち上がり、祭司、レビ人、一般人の指導者たちに、シェカヌヤのことばどおり実行すると誓ってくれ、と呼びかけました。だれもが、うなずきました。
6. そのあと、私は神殿のヨハナンの部屋に入り、飲まず食わずで過ごしました。 捕囚から帰還した人々の罪を悲しんだからです。
9. 三日以内の十二月四日には、ユダとベニヤミンの男子は全員やって来て、神殿の広場に座りましたが、事の重大さと、折りからの大雨のために震えていました。
10. 私は立ち上がり、こう宣言しました。「異教徒の女と結婚したあなたがたは、罪を犯したのです。 かつてないほど深刻な、神様の責めを受けています。
11. 先祖代々の神様に、罪を告白しなさい。 そして、そのご命令どおりにしなさい。回りにいる異教徒や女たちに近寄ってはならない。」