3. そのとき神様は、イザヤに命じました。 「息子のシェアル・ヤシュブと出かけ、アハズ王に面会を求めなさい。 王は今、ギホンの泉から布さらしの野に通じる道の近くにある、上の貯水池へと向かう上水道の端にいる。
4. 会って、心配するな、と伝えるのだ。 レツィンとペカが何だ、あんなおちぶれた二人が真っ赤になって怒ったからといって、別にこわがることはない、と言って聞かせるのだ。
5. なるほど、シリヤとイスラエルの王は攻めて来る。彼らはこう言うだろう。
6. 『さあ、ユダに攻め上って、パニック状態にしてやろう。 それから一気にエルサレムへ進撃し、タベアルの子を新しい王にしよう。』
7. だがわたしは断言する。 この計画は成功しない。
8. ダマスコはシリヤの首都で終わり、レツィン王の領土はこれ以上ふえないからだ。 またイスラエルも、六十五年以内に、跡形もなくなる。
9. サマリヤはイスラエルの首都で終わる。 ペカ王の努力も水のあわだ。 わたしのことばが信じられるか。 守ってほしければ、わたしの言うことを素直に信じるのだ。」