イザヤ書 65:1-8 リビングバイブル (JLB)

1. 神様はこう告げます。 わたしのことを聞きもしなかった国民が、今ではわたしを捜し出す。 以前はわたしを捜しもしなかった国民が、わたしを見いだす。

2. ところが、イスラエルはどうだ。 わたしが一日じゅう手を広げて招いているのに、まだ逆らっている。 自分の思いどおりに悪の道を歩き続けている。 

3. 至る所の庭園で偶像を拝み、家の屋上で香をたき、いつもわたしの顔にどろを塗っている。 

4. 夜は夜で、墓地や洞窟へ出かけて悪霊を拝み、豚や、その他の禁じられているものを食べる。 

5. それでいて、人にはぬけぬけと、「そばへ来るな。 汚らわしい。 おれはおまえよりきよいんだぞ!」と言う。 彼らを見ると、わたしは息苦しくなる。 昼も夜も、わたしを怒らせるからだ。

6. さあ、これが、わたしの書いた声明文だ。 「わたしは黙っていない。 きっと報復する。 そうだ、まちがいなく報復する。」 

7. 彼らの罪だけではない。 先祖の罪にも報復する。 先祖たちも、山々の上で香をたき、丘の上でわたしを侮辱したからだ。 今こそ、いやと言うほどお返しする。

8. だが、全部を滅ぼすわけではない。 悪いぶどうの房に良いぶどうも混ざっていることだから、イスラエル人全員を滅ぼしはしない。 中には、心のきよい、わたしのしもべもいるのだ。 

21-22. その時には、家を建てればいつまでも住みつける。 昔のように、外国の軍隊が侵入し、家をこわされることはない。 わたしの国民はぶどう園をつくり、取れた実を自分で食べる。 敵が横取りすることはない。 だれもが木の寿命ほども長生きし、丹精して作った穀物を、長いあいだ楽しみながら食べる。 

イザヤ書 65