2. 問題はあなたがたの罪です。 罪があなたがたと神様との断絶のもとです。 罪のために、神様は顔をそむけ、いっこうに聞こうとなさいません。
3. あなたがたの手は殺人者の手であり、あなたがたの指は罪に汚れています。 あなたがたは嘘をつき、不平を鳴らし、正しいことに盾をつきます。
4. 誠実で、人に偏見をもつまいと心がける者は、一人もいません。 訴えは嘘で固められています。 悪事をたくらみ、実行することばかりに力を入れます。
5. 恐ろしい結果をもたらす悪い計画を練ることに力を入れ、時間をかけます。
6. 手あたりしだい人をだまし、つり銭をごまかします。 やることなすこと罪にまみれ、暴虐がトレードマークです。
7. 足は悪を求めて走り、人殺しとなると全速力で走ります。 頭には罪を犯すことしかなく、どこへ行っても悲惨と死の足跡を残します。
8. 平和がどんなものか、正義や善意がどんなものか知りもしません。 年がら年中どんな所でも悪いことをするので、あなたがたのかばん持ちも、平和の味を知りません。
9. こんな悪に染まっているからこそ、神様の祝福を見いだせないのです。 だからこそ、あなたがたに危害を加える者を、神様は罰しないのです。 光を望みながら実際には暗やみに閉ざされているのも、無理はありません。 暗がりの中を歩いて当然です。
10. 盲人のように手探りで歩き、真昼に真夜中のようにつまずいても、不思議ではありません。 元気な若者と比べたら、死人同然に見えるのも、もっともです。
11. あなたがたは飢えた熊のようにほえ、鳩のように、いかにも悲しそうなうめき声をあげます。 神様を見上げますが、神様は守ってくださいません。 横を向いてしまわれたのです。