イザヤ書 57:2-14 リビングバイブル (JLB)

2. 神を敬う人は、死んだら平和そのものの安息にはいります。

3. だがおまえたち、魔法使いの子、姦夫と売春婦の子孫よ、ここに来い。 

4. おまえたちは、だれをからかい、大きな顔をして舌を出すのか。 罪人とうそつきの子よ。 

5. おまえたちは木陰で熱心に偶像を拝み、谷間や岩の間で子供をいけにえにする。 

6. 神々といっても、谷間に転がっているなめらかな石ではないか。 おまえたちはそれを拝み、わたしとは似ても似つかぬその神々を、相続財産としている。 こんな仕打ちをされて、はたして平気でいられるだろうか。 

9. おまえたちは、かぐわしい香と香水をモレクへの供え物にした。 遠い道をもいとわず、地獄にまでも行って、愛を注ぐ新しい神々を見つけようと血眼になった。 

10. 長旅に疲れても決してあきらめず、気合いをいれながら旅を続けた。 

11. どうして、わたしよりも他の神々をこわがったのか。 わたしのことなど眼中になかったのは、どういうわけか。 わたしがあまりにもやさしすぎたので、少しもこわくないと考えるようになったのか。

12. それに、おまえたちの言う「正しさ」と「善行」が、邪魔している。 そんなものは、おまえたちを救えない。 

13. 集めた偶像が、はたして、いざという時に救ってくれるかどうか試してみろ。 これらの偶像は、吹けば飛ぶように頼りにならない代物だ。 たったのひと息で、遠くに飛んでいくではないか。 だが、わたしを信頼する者は土地を所有し、わたしの聖なる山を受け継ぐ。 

14. さあ、道を造れ。 石や岩を取り除け。 捕虜になっていたわたしの国民の帰国に備えて、すばらしいハイウエーを造れ。

イザヤ書 57