4. 神様は私に、知恵のことばを授けました。 疲れきった人に何を言ったらいいかを教えるためです。 朝ごとに、神様は私の目を覚まし、理解力を深め、みこころを示してくださいます。
5. 神様のおことばを、私は耳をすまして聞きます。 逆らったり、そっぽを向いたりはしません。
6. 私はむち打つ者に背中をさらし、ひげを抜き取る者に顔を差し出しました。 恥さらしになっても、逃げも隠れもしません。 彼らは私の顔につばをはきかけました。
7. 神様のお助けがあるので、私はうろたえたり、気を落としたりしません。 断固として決意を固め、神様の命じることを行ないます。 しかも、必ず勝つと確信しています。
8. 私が正しいと認めてくださる方が、そばにおられるのです。 さあ、だれが相手になるのか。私の敵はどこか。 いたら、姿を現わしてもらいたいものだ。
9. 神様が味方である以上、だれも、私に罪があるときめつけることはできません。 敵はみな、しみに食われた古着のように、ぼろぼろになります。
10. あなたがたのうち、神様を恐れ、主のしもべに聞き従う者はだれですか。 もしそのような人が今、やみの中にいて、一筋の光もないというなら、主に頼り、神様にすがってもらいたいものです。
11. しかし、自分の光の中を歩き、神様の火ではなく、自分の火に暖まっている者よ。 あなたがたは悲しみに明け暮れるようになります。