1. 神様は問いかけます。 わたしはおまえたちを債権者に売り飛ばしただろうか。 そのために、おまえたちはここにいないのか。 わたしがおまえたちの母親と離婚し、追い出したから、彼女の姿が見あたらないのか。 とんでもない! おまえたちが、自分の罪のために自分を売ったのではないか。 母親は借金のかたに連れ去られたのだ。
2. わたしに力がなくて、おまえたちを救えないのだろうか。 それがために、わたしが帰宅してみると、家はからっぽで静まり返っているのだろうか。 わたしにはもう、おまえたちを救い出す力がないとでも言うのか。 とんでもない! そのつもりになれば、海をしかりつけ、干上がらせることも何でもない。 多くの川が流れる平野を砂漠とし、死んだ魚でいっぱいにすることもできる。