イザヤ書 40:7-17 リビングバイブル (JLB)

7. 神の息がかかると、草はしおれ、花はしぼむ。 もろい人間もそれと同じだ。 

8. 草はしおれ、花はしぼむ。 しかし神様のおことばは、いつまでもすたれることはない。」

9.  すばらしい知らせを大声で伝える人よ、山の頂上から、エルサレムに向かって叫びなさい。 こわがらずに大声を張り上げなさい。ユダの町々に「神様が来る!」と知らせなさい。 

10. 神様である主は、全能の力をもって来ます。 恐ろしいまでの力で支配し、一人一人の行ないに応じて報います。 

11. また、羊飼いのように群れの世話をします。 子羊を抱いて運び、子連れの雌羊をやさしく導くのです。

12. 神様以外にだれが、手で海を支え、巻き尺で天の大きさを測ったでしょう。 神様以外にだれが、地球の重さと、山や丘の重さを知っているでしょう。 

13. だれが神の御霊の助言者となり、神様を教え、相談役になったでしょう。 

14. 神様は人間の助言を必要としたでしょうか。 何が正しく、何が最善であるかを知るために、だれかの指示を仰いだでしょうか。 

15. そんなことは絶対にありません。 人間はだれも、神様と比べたら無に等しく、バケツの中の一滴の水、はかり皿の上のちりにすぎないからです。 神様は島々を、少しも重さのないもののように、いとも軽々と持ち上げます。 

16. レバノンの森林の木をぜんぶ集めても、神様にふさわしいいけにえを焼くたきぎにも足りません。 そこの獣を一匹残らず集めても、いけにえとするには、とうてい数が足りません。 

17. すべての国々は、神様の目から見れば無に等しいのです。

イザヤ書 40