イザヤ書 40:18-30 リビングバイブル (JLB)

18. 神様をどう説明したらいいでしょう。 神様を何と比べることができるでしょう。 

19. 泥をこね、金をかぶせ、首に銀の鎖をかけた偶像でしょうか。 

20. 高価な神々を買えない貧乏人は、腐らない木を見つけ、それに顔を彫ってくれる人を雇います。 こうしてできた動くことさえできないものが、神となるのです。

21.  あなたがたは、何も知らないのですか。 世界が造られる前からあった神様のおことばに、つんぼを決め込んでいるのですか。 一度もおことばを聞き、理解したことがないのですか。 

22. 神様は地球のはるか上におられます。 下界の人間など、まるでいなごのように見えることでしょう。 神様は、天をカーテンのように引き伸ばし、ご自分の住まいとします。 

23. 世界中に名の知れ渡った偉人を手玉にとり、いてもいなくても同じ者にします。 

24. やっとの思いで仕事に取りかかり、根を張ろうとすると、神様に痛い目に会わされ、事業は挫折します。 そのうえ風が吹いて、彼らをわらのように巻き上げるのです。

25. 「おまえたちは、わたしをだれと比べるというのか。 わたしと肩を並べる者がいるか」と、きよい神様は問いかけます。

26. 天を仰いでみなさい。 星は、いったいだれが造ったのですか。 羊飼いは群れを導き、それぞれの愛称で呼び、一匹でもいなくなってはいないかと数えます。 同じように神様も、星をぜんぶ数えます。 

27. ああ、ヤコブよ。 ああ、イスラエルよ。 神様は苦しみを見て見ぬふりをしているから不公平だなどと、どうして言えるのですか。 

28. まだわからないのですか。 全世界を造った永遠の神様は、絶対に疲れたり、ふらついたりしません。 神様の理解の深さを推測できる者は、一人もいません。 

29. 神様は疲れた者に力を、弱い者に活力を与えます。 

30. 若い人もくたくたになり、若い男もまいってしまいます。 

イザヤ書 40