1. 正義の衣をまとった王が、忠実な部下を引き連れて来ます。
2. 王はイスラエルを嵐と風から守ります。 イスラエルを砂漠の川のようにし、日照りで乾ききった地にある、大きな岩の涼しい陰のようにします。
3. その時になってはじめて、イスラエルの目は神様に向かって大きく開かれ、国民は御声に耳を傾けます。
4. せっかちな者さえ常識豊かな人間となり、口ごもる者も、はっきりしゃべるようになります。
5. その時には、神様を敬わない無神論者は、決して英雄になれません。 たとい金持ちでも、人をだます者は、りっぱな人と呼ばれません。
6. だれもが、見たとたんに、これは悪人だと直感します。 偽善者は、もうだれもだませません。 神様についてまことしやかに嘘をつき、飢えた人をあざむくとたんに、嘘がばれるからです。
7. 悪者の巧妙な手口も、難なくあばかれます。 法廷で貧乏人を脅すための偽証も、例外ではありません。
8. しかし正しい人は人にも寛大で、することなすこと神様に祝福されます。