19. 洪水はくり返し襲いかかり、おまえたちを一人残らず押し流す。 だから、わたしが前もって警告しておいたことが実際にはどんなに恐ろしいことか、身にしみてわかる。
20. あなたがたの作ったベッドは丈が短くて足が出るし、毛布は小さすぎて体をくるむことができません。
21. 神様は、ペラツィム山とギブオンでの時のように、思わぬ時に突然やって来て、神様の国民を滅ぼすという、常識では考えられないようなことをします。
22. だから、刑罰がいっそう重くならないためにも、これ以上あざけってはいけません。 天の軍勢の主である神様は、私にはっきりと、あなたがたを押しつぶすことにした、とお語りになっているからです。
23-24. 私の言うことをよく聞き、私の嘆願に耳を傾けなさい。 農夫は、畑を耕し、ならすばかりで、いつまでも種をまかないでしょうか。
25. 耕し終えたら、さまざまの穀物の種を、それぞれの場所にまかないでしょうか。
26. 農夫は作物をどう扱えばよいかを知っています。 神様が、物事をよく見て正しく判断する力をお与えになったからです。
27. だから、どの穀物も同じように脱穀したりはしません。 いのんどの実は、大つちではなく棒で打ちます。 クミンの場合は、脱穀車の車輪を回して押しつぶすのではなく、からざおで静かにたたきます。
28. パンの材料になる麦は、すぐつぶれるので、いつまでもたたくようなまねはしません。
29. 天の軍勢の主はすぐれた教師であり、農夫に知恵をお授けになるのです。