8. だれが、大帝国を築き上げて世界貿易の王者にのし上がったツロを、こんな悲惨な目に会わせたのでしょう。
9. ほかでもない天の軍勢の主が、その思い上がりをたたきのめし、人間の偉大さなど物の数ではないことを示そうと、このようにしたのです。
10. タルシシュの船よ、母港はなくなったのだから、あてもなく航海を続けなさい。
13. 見なさい。 バビロンもアッシリヤ人に滅ぼされ、野獣の住みかになっています。 彼らはしつこく攻撃して宮殿をこわし、瓦礫の山にします。
14. 大洋をわがもの顔で走る船よ、母港は無残にこわされたのだから、泣きわめきなさい。
17. 七十年たって、神様がツロを生き返らせても、町は再び、世界をまたに元の悪事を重ねます。
18. ところが、ずっとあとになって、そのもうけは神様のために使われ、神の祭司のごちそうや上等の服装の代金となります。