11. 次は、ドマ(エドムのこと。 パレスチナ南部の山地。 住民はエサウの子孫で、イスラエルとは深い関係にある)への神様のお告げです。だれかが、ひっきりなしに私に問いかけます。 「もしもし、今は夜の何時ですか。 恐れ入りますが、今は夜の何時ですか。 夜明けまで、まだだいぶ間がありますか。」
12. 「あなたがたのさばかれる日が、もうそこまで来ています。 神様に立ち返りなさい。 そうしたら、もっと良い知らせを聞かせよう。 神様を求めなさい。 そのあとでもう一度、聞きに来なさい。」
13. 次は、アラビヤについての神様のお告げです。デダンから来た隊商よ、アラビヤ砂漠に身を隠しなさい。
14. テマの人たちよ、疲れきった亡命者に水と食べ物を持って行ってやりなさい。
15. 彼らは抜き身の剣と飛びかう矢、それに戦争の恐怖から、やっとの思いで逃げて来たのです。
16. しかし、神様は断言なさいます。 「もう一年したら、彼らの敵であり、今は絶大な力を持つケダル人の栄光は地に落ちる。
17. ごくわずかの勇敢な射手しか残らない。」 イスラエルの神様である主が、こうお語りになりました。