1. 次は、バビロンについての神様のお告げです。ネゲブから吹きつける龍巻のように、砂漠から恐ろしい災難が、うなり声をあげてあなたを襲います。
2. 神様は幻の中で、身の毛もよだつような将来の出来事をお示しになりました。 見ると、エラム人とメディヤ人(どちらも、バビロンの東、ティグリス川の東側に住む民族)が攻撃に加わり、あなたがたを滅ぼし略奪しているのです。 バビロンは倒れ、今までバビロンの仕打ちに泣いていた国々のうめきは、二度と聞かれなくなります。
3. 私の胃袋はしめつけられ、苦痛で焼けつくようです。 子供を産もうとする女に苦しみが臨むように、激しい苦痛が私を襲います。 神様の計画を聞いているうちに、恐怖に取りつかれ、失神しそうになりました。
4. 恐ろしさのあまり、体はすくみ、頭はくらくらし、心臓は早鐘を打つようです。 いつもは、夜ともなれば、ここちよい憩いの時だったのに、今は、一睡もできず、ぶるぶる震えています。
5. 彼らは盛大な宴会の準備をしています。 テーブルにごちそうを山盛りにし、いすを引いて、まさに食べようとするところです。 もうすぐ敵が攻めて来ます。 さあ、急いで盾を取り、戦いのしたくをしなさい。
10. 脱穀され、ふるいにかけられたユダの人々よ、天の軍勢の主であるイスラエルの神様のお告げは、全部話しました。
11. 次は、ドマ(エドムのこと。 パレスチナ南部の山地。 住民はエサウの子孫で、イスラエルとは深い関係にある)への神様のお告げです。だれかが、ひっきりなしに私に問いかけます。 「もしもし、今は夜の何時ですか。 恐れ入りますが、今は夜の何時ですか。 夜明けまで、まだだいぶ間がありますか。」
12. 「あなたがたのさばかれる日が、もうそこまで来ています。 神様に立ち返りなさい。 そうしたら、もっと良い知らせを聞かせよう。 神様を求めなさい。 そのあとでもう一度、聞きに来なさい。」