13. それは、心の中でこううそぶいたからです。 「天にのぼり、最高の王座について、御使いたちを支配してやろう。 北の果てにある集会の山で議長になりたい。
14. 一番上の天にのぼって、全能の神様のようになってやろう。」
15. ところが、実際は地獄の深い穴に落とされ、しかも底の底まで落とされます。
16. そこにいる者はみな、あなたをまじまじと見つめて言うでしょう。 「ほんとにこの人が、世界中の王国を縮み上がらせた当人だろうか。
17. 全世界を足の踏み場もないまでに破壊し尽くし、大都市を瓦礫の山とし、捕虜に少しもあわれみをかけなかった当人だろうか。」
18. 国々の王は、りっぱな墓に手厚く葬られています。
19. しかしあなたの体は、折られた枝のように放り出されるだけです。 戦場で殺された兵士の死体といっしょに、口を開いたままの墓に投げ込まれ、道ばたに転がる死体のように、馬のひづめにかかり、無残に引き裂かれます。
20. 自分の国を滅ぼし、自分の国民を虐殺したのだから、記念碑は建ててもらえません。 あなたの子は王位を継げません。
21. こんな罪人の子供たちは刀にかけて殺しなさい。 もう二度と立ち直れず、世界を再征服して、国を建てられないようにするのです。
22. 「わたしは立ち上がって彼に刃向かい、彼の子供と孫を切り殺し、だれひとり王座につかせない。
23. バビロンを湿地と沼に囲まれた、針ねずみの住む荒れ地にする。 この地を滅亡のほうきで一掃する」と、天の軍勢の主は断言なさいます。
24. 必ずそうすると、誓いまで立てました。 そうすることが神様の目的であり計画だからです。