30. ガリムの人たちよ、さあ、恐怖に取りつかれて金切り声をあげなさい。 大軍がやって来るのだから、ラユシャに大声で危険を知らせなさい。 哀れなアナトテよ、あなたの運命はなんとも哀れです。
31. あそこに行くのは、落ちのびて行くマデメナの人たちではありませんか。 ゲビムの住民は逃げじたくをしています。
32. ところがその日、敵軍はノブで止まり、シオン山の上にあるエルサレムに向けてこぶしを振ります。
33. あれを見なさい。 なんと天の軍勢の主が、えらいけんまくで大木を切り倒しています。 将校と兵卒の区別なく、あの大軍をしらみつぶしにしています。
34. 全能の神様が、きこりが斧でレバノンの森の木々を切り倒すように、敵をなで切りにするのです。